携帯用酸素ボンベ
★在宅酸素療法を受ける慢性呼吸器疾患の患者が、震災などの被災により、ライフラインの寸断、停電が起こることで、生命維持に必要な酸素供給が受けられなくなり、深刻な問題が生じます。
★酸素不足が生じると、呼吸不全状態を引き起こすため、24時間、酸素供給を行っています。そのため、震災による酸素供給不足を回避しなければなりません。
■ポイント
★日頃から、携帯用酸素ボンベの準備をはじめ、緊急時の連絡方法や、避難方法などを、周知しておく事が必要です。
■対処方法
★療養者の安否、安全を確認しましょう
★低酸素状態のアセスメント(意識レベル、呼吸状態の確認)をしましょう
★停電など、酸素供給確保困難時は、携帯用酸素ボンベへの切り換えを行いましょう。
★パニックへのケアをしましょう。パニック時は、酸素消費量が増大するので、ゆっくり落ち着いて、呼吸出来るように、声をかけながら患者の不安の除去や、慰安に努めましょう。
★近隣への協力要請と共に、避難所へ避難させましょう。
★酸素機器の提供会社へ連絡したり、医療機関、保健所、訪問看護ステーションなど関係機関へ連絡しましょう。
■平常時
★本人・家族と共に、専門職者や関係者が在宅酸素療法に熟練しておきましょう。
★在宅酸素を供給している会社は、酸素ボンベの予備として3本程度の用意をしていますが、非常時に備え、患者と家族自身で、酸素キャリー、延長チューブ、蒸留水、カヌラ(マスク)といった、予備一式を準備しましょう。
★予備物品の収納場所、酸素供給業者との連絡体制を確認しましょう。
★火気について注意を払い、緊急時には火気を切りましょう。
★携帯用酸素への切り替えが、スムーズに行える様に練習をしましょう。
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