本部門は、「ネットワーク構築研究部門」や、「看護ケア方略研究部門」と連携しながら、災害文献・追跡調査を検索でき、災害支援情報を格納できる災害看護文献データベースシステムの構築や情報提供システムの開発、さらには、災害への「備え」に向けた災害看護地域支援システムの開発を実践し、災害看護拠点としての情報基地の整備研究を行っています。
■災害看護事例データベースシステムの構築
データウエアハウスシステムとして看護職者が欲しい情報を迅速に取り出せる仕組みであり、さらに新しいデータを随時入力し格納できるシステムです。2007年10月現在、検索システムとして文献・論文1291を格納しています。
■情報提供システムの開発
すべての部門が開発・実践していくシステムや、利用しようとする通信網を整備するもので、現段階では、看護ケア方略研究部門各班のパッケージ、教育部門のストリーミング、ネットワーク部門の初期調査・初動調査、研修や訓練情報の提供、広報活動を行っています。
■災害への「備え」に向けた災害看護地域支援システムの開発
多くの災害看護事例分析の結果、災害看護における平常時の「備え」に対する重要性を認めたため、災害の「備え」の程度を看護介入必要要素を用いて査定するシミュレーションモデル構築を行っています。そして、このシミュレーションモデルを用いて、平常時における住民の災害備え能力を査定し、査定結果によって、他の班と連携し住民に対する教育や看護介入を実践します。さらに、わたしたちは看護師と看護師の行う介入を支援し、これらによって災害に強い個人とまちづくりを目指しています。
■災害看護ケアの知識提供システムの開発
被災者を支援する看護職に向けて、災害が発生した時に何をすべきかについて迅速に知識を得ることができるものを目指して作成したもので、現在、暫定版が公開されています。60の災害関連単語が掲載されていて、携帯電話からも見ることができます。 |