−避難所で生活する高齢者が抱える問題とその対処−
災害時に高齢者は、容易に健康障害や生活障害を起こすという生活全般における脆弱性が指摘されています。また、避難後の生活で困っていることがあっても、自ら主張せず我慢していたり、心身の苦痛を適切に表現しなかったり、避難生活の緊張感から健康状態の悪化に気づかない傾向も見られます。また、災害後の混乱状況の中で誰に何を相談したらよいのか判断できず戸惑っている場合もあります。
そのため、援助者は高齢者が訴えるのを待つのではなく、気持ちの表出を促したり、十分な観察を行い、積極的にケアニーズを把握していくことが必要となります。
私たちは、被災高齢者に必要なケアを明らかにする研究に取り組み、これまでに起きた災害に関する研究や手記などを基に、避難所で生活する高齢者のケアニーズとその対処方法を、このページにまとめました。
|