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昨年、2007年5月24日にWHO看護協力センターとしての認証を受けてから、一年が経ちました。その間、日本国内は勿論のこと、国外でも多くの災害が多発しています。
本WHO看護協力センターでは、一般の方々が災害に備えるためのガイドラインや災害時要支援者と言われる高齢者、子ども、慢性疾患のある方、妊産褥婦の方々などを対象とした備えのガイドライン、あるいは看護職を対象とした災害時活動ガイドラインなどを作成しています。住民の方々や看護職、また看護学生等を対象とした教育・訓練も行ってきています。
これらの成果を元に、例えば5月12日に発生した中国四川大地震に対する支援として、上述のガイドラインを中国語に翻訳し、ホームページ上で公開しています。この翻訳作業には、中国人留学生など多くの方々がボランティアとしてご協力くださっています。ミャンマーにおけるサイクロン被害に対しても、何ができるのかを模索中です。
災害看護は、日本でも国外でも、災害発生を機にその重要性が人々に認識され、実践・教育・研究活動が促進されている看護分野の一つです。本センターの南裕子初代所長(近大姫路大学長)は、「災害は不幸なできごとであるが、それを契機に社会の人々にとって役立つ学問分野がうまれる」と書かれています。
現実の中にある必要性が基点となり、その知識や技術を学問として体系化するために、WHO看護協力センターとして、災害看護に関連した教育/研修プログラムを構築・提供し、また研究を通して災害後の人々の健康状態や看護ケア方法を追求していきたいと思っています。引き続き、皆様からのご支援、ご協力をお願い申し上げます。 |
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